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2020年8月9日日曜日

ジムのアフターコロナ対策を考える!


420日に記事を書いております。

56日まで緊急事態宣言が発令され、全国のフィットネス 関連施設が休業を余儀なくされました。

本号が発売される5月下旬、日本が、世界がどのように変わっているのかは予想できませんが57日から通常営業ができるわけもなく、以後も緊急事態宣言は各段階を設けられ、感染の様子を見ながら何度も自粛要請が出されるのであろうと思います。

ワクチンが完成し、国内で接種されるまで2年はかかる!

世界中でワクチン接種がされるまでは更に時間がかかる!

長い戦いになります!と、テレビ出演されている専門家は口々に言われています。

コロナ前のように沢山の観光客で賑わう日本は当分先になりそうです。

オリンピックなどは夢物語・・・そんな気がしています。

フィットネスクラブも含む多くの企業が倒産し、未曾有の大不況が訪れることは誰の目にも明らかです。私もバブル崩壊、リーマンショックと不景気を経験しましたが、今回は更に深刻な状況となるでしょう。

今回の新型コロナウイルス&訪れる大不況の影響で、生き残ったフィットネスクラブは運営方法を大転換していく必要があります。

では、具体的に何を考えなければならないのか?

 

フィットネス産業は不況に強い

一定料金を支払えば制限なく利用できるフィッネスクラブは最も安いレジャーです。しかも、健康増進という大義名分もあります。

リーマンショック時も、集客が落ち込みましたが90分限定で利用できる会員種別など、多種多様な低価格(6,000円前後)会員種別が設けられ、会員数を維持していました。

今回も相当地域差ありますが、総合フィットネスクラブでは会員数の20%を超える退会者、20%程度の特別休会者などが出ていると思います。

最終的には会員数半減なんて事態も考えられます。

同時に不景気にもなりますから、人々は不安でお金を消費しなくなり、財布の紐はきつくなります。

では、落ち込んだ会員数をスピーディに戻すにはどうすれば良いのでしょうか?

リーマンショック時と同様に、低価格で集客できる会員種別が必要となるということです。

更にウイルス対策も同時に考えていかなければなりません。

この点が、フィツトネス業界としても未体験となるゾーンになるのです。

 

レッスンプログラム運用が大きく変わる

FIAから新型コロナウイルス対応ガイドラインが出されましたが、終息するまで当分ガイドラインを遵守することになります。

十分な換気を考えると、ホットスタジオなどの運用は出来ないことがわかります。

また、レッスン前後の換気&清掃時間を考えると、本数の減少もあるでしょう。

更に隣人との距離も2m必要ですから、定員は半分になるということです。

要は、コロナ前と同じ運用ができないことがわかります。

問題点1

参加人数枠が半分以下に減少するため混乱が起きる!

解決策は、全プログラム予約制に変更すること!

問題点2

外部インストラクターのコストが合わなくなってくる!

解決策は、外部インストラクターレッスンは別途課金制度へ変更!

最低保証金額+歩合とすることで緩やかな移行を!

カルチャースクールと同様に、外部インストラクターに場所を貸していると考えましょう。

ジムに置き換えればパーソナルトレーナーのような扱いです。

本意でなかったとしても、時代が変わってしまったと割り切るしかないのです。

 

料金システムを再考する!

不況に強いフィットネス産業ですが、落ち込んだ会員数をV字回復で戻すには、料金システムにもメスを入れなければなりません。

24時間ジムは総合クラブに比べ、今のところ会員数の低下は少ないです。理由は料金の安さも一因です。総合クラブ会員の半数以上が女性であり、プラグラム参加が生き甲斐という方も多い。先に述べたように運用が大きく変わることから、基本会費を安くして、レッスンは課金と変更することがベストな選択です。

仮に、基本会費を6,500円 プログラム参加が300円〜1,000円としましょう。

まず基本会費が24時間ジムに対して圧倒的なアドバンテージを持ちます。

仮に、人気外部インストラクターレッスンを週1回受講で、基本会費と合わせ10,500円。

スタッフプレコリオを300円週4回受講で、基本会費と合わせ11,300円。

トレーニングジムでも、上級者エリアなどを充実させエリア特別料金を2,000円など。

いかがですか?

平時にこのような大転換はできませんが、今回は理由が明確なので最初で最後の大転換期なのです。

 

24時間ジムやパーソナルジム!

24時間ジムで大きく変わる点は、室内シューズの履く運用に変更することになるでしょう。利便性は損なわれますが、外国と日本の感染者数の差として挙げられているのが衛生面です。すなわち家では靴を脱ぐ。クラブでも靴を履き分ける。これが大きいと言われています。できることならコロナ後は、室内シューズ対応へとリニューアルすることで安心感を与える必要がありそうです。

また、ボディメイク需要は不景気になると減りますので、景気に左右されない高齢者も取り込む戦略が打ち出せるかが鍵となるでしょう。当然、放置型ではなく昼間の時間だけでもスタッフサービスを充実させ、少人数レッスンなどを行う環境が必要となります。

パーソナルジムは、24時間ジム同様にボディメイク需要が減るでしょうから、「ウエイトトレーニングと糖質制限で痩せましょう!」このようなパーソナルジムは相当厳しくなるでしょう。幅広い層にアプローチできる機能向上系ファンクショナルジムが今後は主流になると思われます。

 

その他専門スタジオ

いうまでもなくホットヨガは今後厳しいでしょう。暗闇系エクササイズスタジオも、定員を半分にすると経営が成り立たないと思いますので先が見えません。

逆にアウトドアフィットネス系は将来性が高いでしょう。緊急事態宣言が発令されている中でも、公園ではジョギングやエクササイズ、レジャーに励んでいる姿を多く目にします。

開拓する余地は大いにあると思いますよ。

 

まとめ

よほどの奇跡がない限りコロナ前には戻れません。

次に向けてスタートしなければ負け組になってしまいます。

今回の記事が私の早とちりであって欲しいです。未曾有の危機を乗り越えていきましょう。

 

 

 

 

 

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